会社の理念
想いや願いを、喜びと誇りのカタチにすることにより、顧客・社会に貢献できる企業を目指します。
代表挨拶
代表取締役 仁科雅晴(にしな まさはる)
創造の原点は技術とノウハウ、
そしてたゆまぬ研究によって生まれます。
長年の伝統と実績により信頼を頂いてまいりました株式会社仁科旗金具製作所では、「旗飾・錺金具」に対する技術の積み重ねを生かしつつ、コンピューター技術の導入により、伝統技法と先端技術を融合させた独自の技術開発を行ってまいりました。
この伝統と先端技術の結合により、より高い精度で、多岐に渡る内容の製作物を創造する事が可能になりました。その結果、従来の工芸製品の製作だけにとどまらず、建築関係、ティスプレイ関係等、あらゆる分野の要望に対応できるものと自負しております。
また、協力工場と、強いネットワークを結ぶことで、より高品質・短納期を目指しております。
伝統に裏付けされた職人藝と先進のコンピュータ利用技術は、人間の感性を大切にした、「やさしい製品」として今迄に考えられなかった世界を拡げつつあります。
会社概要
会社名 |
株式会社 仁科旗金具製作所 (かぶしきがいしゃ にしなはたかなぐせいさくしょ) |
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所在地 | 〒605-0815 京都市東山区大黒町通り松原下ル北御門町267 |
代表者 | 仁科雅晴 |
電話番号 | 075-525-1616 |
FAX番号 | 075-561-4869 |
設立 | 1981年05月01日 |
創業 | 1909年4月1日 |
資本金 | 1,000万円 |
従業員数 | 8名 (女:2名、男:6名) |
事業内容 | 旗付属金具一式製造販売 祭禮錺金具一式製造販売 内外装用旗ポール製造販売 看板・銘板製造販売 |
加盟団体 | 京都金属工芸協同組合 京都金属工芸協同組合青年会 京都伝統産業青年会 京都金属工芸研究会 |
表彰および認定 | 京都市伝統産業技術功労者 H15.12.24 (仁科保雄) 京都府京もの認定工芸士 H20.3.11 (仁科雅晴) |
仁科旗金具製作所の成り立ち
初代、仁科源三郎が滋賀県草津市より京都に移り、七宝生地師として8年間を師事し、期間を満了した時、世相は日本の内政に大きな変革時期を迎えており、これまでの産業に不況が押し寄せておりました。当時は軍事産業が繁栄期を謳歌し、それに関連した産業が台頭するようになりました。
そのような当時、源三郎の弟、仁科為五郎は印染業を営み、旗や寺社幕の仕事を多く手掛けており、金属加工の経験がある兄源三郎に旗金具製品を製作することを進めました。旗の分野では未経験ではありましたが少しずつ製品を増やし、昭和初期には専門業者として事業展開を行うに至りました。
戦後、源三郎の長男源治郎が兵役より帰還し、後継者として事業を継承しました。その頃から戦後の復興により景気に明るさが次第に見えるようになり、旗業界もそれに伴い、旗金具にもその影響で次第に活況を帯びるようになって参りました。
そして昭和40年代に保雄が三代目を継承し、手作業のみで行っていた作業に機械加工を導入し、株式会社と法人化いたしました。
それ以後には四代目雅晴が更にコンピューターを導入し、電子化した作業による他品種にも門戸を次第に広げ、現在も更なる開発に取り組んでおります。
沿革
平成22年(2010) | 4代目「仁科雅晴」家業を継承。 |
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昭和56年(1981) | 株式会社仁科旗金具製作所として法人となる。 |
昭和41年(1966) | 3代目「仁科保雄」家業を継承。 |
昭和25年(1950) | 2代目「仁科源治郎」家業を継承。 |
昭和5年(1930) | 旗金具の専門職となる。 |
明治42年(1909) | 錺(かざり)職人として独立。 |
明治34年(1901) | 初代「仁科源三郎」12才にて滋賀県草津より上京。 七宝生地師に弟子入り。 |